"映画感想"カテゴリーの記事一覧
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タイトル:テネット(TENNET)
僕的評価:★★★☆☆
伏線回収系、しかし登場人物はどういった経緯で
どのような組織に配属されているかなど状況が全く分からない
状態でどんどん進行していくので感情移入もしにくいし
大衆向けではない・・・のに評価がいいんです(笑)
※以下ネタバレ!!
伏線はちゃんとちりばめらえているし、巡行する時間と
逆こうする時間の交差点で登場人物がすれ違ったりと
あーここにいた人は彼だったのか!といった具合の
細かな部類の伏線回収は楽しめます。
それぞれの登場人物の設定がぼやかされて描かれれているのも
現代社会の箱庭構造を生きる我々を表現しているのも理解しましたが、
感情移入できないと物語としてもやっぱり面白くないんだなと思いました。
お金を稼ぎ、家族を増やし、訳も分からず子供を産み、
借金をして家を買い、右と言われれば右へ行き、左と言われれば
左へただ行くだけの大衆。そんなことを表現したかったのではと
思いました。
主人公の「見る視点を変えろ」というセリフはいいヒントになりました。
敵側は光であり、主人公側は闇だった、という落ちだと思います。
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うる星やつら ビューティフルドリーマー
僕的評価:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
学園祭を描いた物語。
日々の生活に何か違和感を感じ始める人達。デジャヴを感じる…そして明らかになるあの衝撃の瞬間!
ループものでは元祖にして個人的には最高峰の作品。多分アニメの中でコレを超えたものを僕は知らない。
多次元宇宙論や時間の概念、写し鏡等全て盛り込まれているので触りとしてもスピリチュアル入門にお勧め。キャラの哲学的な台詞が特に半覚醒後に見るとゾッとします。
ハリアーのあのシーンは僕のお気に入り。
映画館で見れたらどれ程感動しただろう・・・徐々に置かれた状況を理解してゆくシーンは壮大なBGMと相まって鳥肌ものでした。この不思議な雰囲気が楽しめれば是非見る事をお勧めする映画です。
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映画「way of the gun(銃の道)」
という誘拐犯の話。あまり感情移入できるようなタイプではなりませんが、
非常に緊迫感ある銃撃戦がドストライクで僕のお気に入りの映画の一つです。
若き日のベネチオ・デル・トロさんがかっこよくて、又銃激戦の再現が
実銃に沿ってM1911の9mm仕様の「7発」を再現しており、頻繁にリロード
するシーンがなんとも銃が好きな人にはたまらんもんですね。
ガリルで壁越しに貫通を狙ったシーンも非常に緊迫感があります。
あまり影が薄い映画ですが、今後の僕の作品の参考として使わせていただく
気配がw
ちなみにベネチオ・デル・トロさん主演「ボーダーライン」シリーズはこちらの方が有名ですね。だいぶ貫禄が出てきました。1作目のみの視聴です。
2はトレーラーの通りゲーセン撃ちが印象的でした(笑)