こちら宮城県南部。といっても中央付近なので、
震度はほぼ7といって良いでしょう。それは突然に来たのです。
午前中、リビングのコタツで寝ているとものすごい轟音と共に
異常なまでの揺れ。家には祖父と妹が居て、とっさに私は食器棚
を押さえに行きました。祖父はリビングのテレビを必死に抑えています。
しかし地震は一向に収まる気配はなく、このままではガラスの破片を
じかに浴びてしまうと考え、抑えるのを諦めました。そしてその行動は
正解だったようで、よけた瞬間ガシャン!!とガラスの割れる音が次々
としました。何かにしがみついていないと吹き飛ばされるほどの揺れでした。
約3分もの揺れですが、体感時間ではやはり長く感じるものです。
死を覚悟しました。唯一不幸中の幸いだった事は昼間に起きたこと
でしょう。これは本当によかった。
私の家は海岸から7k程にあるので、大津波が来る範囲内という事になります。
しかし、東側にある高速道路、いわゆる東部道路のおかげで波の強さは弱まり
奇跡的に助かりました。
それからの5日間は電気のない生活でした。
昔に買っておいた石油ストーブを使い、何とか寒さと飢えをしのぎました。
卓上コンロも使いましたね。夜はソーラーライトを使い、足りない明かりは
ロウソクで補い、無駄な消費は徹底的に省きました。一つの部屋に家族
全員で昼夜を共にしました。
それはそれはとても長い5日でした・・・
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コメント
1. ご無事で何より
2. 応援ありがとうございます^^
オール電化で助かっています。
都市ガス以外はまだ使えないようです。
同等の被災地ですが、
できるだけ節電を心がけております。
皆様、がんばって生きましょう!