押井守監督アニメ、例の問題作を観ましたよ。
面白かったです!
旧約聖書、多分キリスト教辺りを盛り込んでました。魚はキリストの象徴で有り、それを追い掛ける
反教徒みたいな描かれ方と解釈しました。
丁度ユダヤ教、キリスト教、イスラム教をざっくり
勉強した次の日に急に観たくなった作品でこう言ったシンクロニシティーが起こるんです(^^)
意味が分からないと不評だったのは日本人の余りに低い宗教や宇宙の仕組みなどの知識不足からなるモノだなと、この作品を見て思いました。
因みに世界最古のシュメール神話も大洪水の
シーンが出て来たりと、ユダヤ教のノアの方舟と
ストーリーが酷似しています。
結局は多くの宗教は
シュメール神話などをモデルに改良している印象で、つまりでっちあげられた作り話であった、と言うと教徒に殺されてしまうのでなむなむなむ…
十字軍のキリスト教布教や魔女狩り、兎に角
宗教戦争で多くの人が亡くなったと言う歴史から
こう言った宗教絡みの話は描くのが難しいと思われる中、結構攻めた内容だったなと思った作品でした!
因みに冒頭の鳥は神=主人公、つまりこの女の子は
自分が神である事を忘れ、卵の中で救世主(キリスト)を待つ夢を見ていた、と言う解釈に落ち着きました。
又、少年が『この瓶はすべて君が集めたものかい?』みたいな問いに少女は首を振るシーンも、少女自体自分で繰り返していた事すら認識していないと言う描写だと思いました。
最近のスピリチュアルではこの世のもの=一つの意識体(全体とも言う)とされており、地球に生まれると次第に五感などを通して自と他が分離されている別々の存在と誤認、死後に感覚が戻り全て自分であった事で自分のして来た事を申し訳なく思い、今度はそちらやられた側の気持ちを体験する、しかし地球という星はある事により記憶を抹消されるため毎度失敗し、繰り返す、みたいな事なんだと思います。
又は人類の救世主を追い求める他人任せの低い精神性の哀れさを
描いているのかなと。
呼び方は『大いなる源』や『全体』と様々。
コレは量子力学により意識が自分の現実を作り上げる事を監督は知っていたはずです。つまりは人類一人ひとりが現実を作り上げることができる神の分身
ではないのか?そんな所と思います。
宗教+スピリチュアル+二元論的なアプローチでないと解けないストーリーなのではと思いました
ビューティフルドリーマーも知ってる様なシーンが
有りますし、養老さんとの対談でもコレは垣間見たなという会話の内容が見て取れます↓
何故そう思うかと思うと、僕自身が実際に垣間見たからです…
因みにこちらが一神教宗教ざっくり解説↓
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